続・世に棲む日々。

ロングツーリングとトライアルと。

喫煙者の気持ち

ブログ記事としては久しぶりになります。
ツーリング記事はいくつか溜まっているもののそのままになっており、そのうち更新していこうとは思っていますが、今日はちょっと別の角度から「たばこ」を題材にして意見を書き込んでおこうと思います。

私は禁煙者です。もうかれこれ3年半位経過しています。
とはいえ、まだ3年半。 あのタバコの美味しさを知っている者は一瞬でも気を抜くとあっという間に喫煙者に戻ってしまうといいますので、敢えてまだ3年半耐えられている、としておきます。

それまでは大声ではいえませんが10代から大人のフリをしたくて喫煙を開始してから30年位喫煙していたことになります。
20061022_1

10代の頃からでも一日1箱は喫煙していました。それがやがて社会に出てお酒を嗜むようになるとタバコの消費も増え、多い時では一日5箱なんてこともありました。
ギャンブルも若い頃は大好きでしたのでそうゆうのも影響していたのでしょう。日の平均は4箱程度は軽く吸っておりました。

しかし昨今の日本中の禁煙ブームで一気に喫煙者の居場所はなくなり、加えて大幅な課税と、年齢的な健康の心配からいつかは辞めたい、辞めなくちゃ、とずっと思うようになりました。

ただ禁煙を覚悟してもまず無理だろうという諦めから、ずっとチャレンジせずにきてしまいました。
以前、一日だけ禁煙にチャレンジした事がありましたが、耐えられずに失敗した経験がありますので、まず禁煙するのは自分には無理、と決め付けておりました。

それでも2010年の税収政策で320円からの一気に440円(マルボロメンソール)に値上げされた際に、これはもう辞める以外にない。と一大決心したのが3年半前のことでした。

しかしきっと耐えられなくなり辛くなってまた喫煙者に戻ってしまうのだろうという怖さもありましたし、何より禁煙を失敗した時の自分の根性のなさ、精神的脆弱さを自覚するのがいやで決心できずにおりましたが、それでも最近保険適用される「禁煙外来」で成功した例も聞いて何とか頑張ってみようかと禁煙にチャレンジすることにしたのです。

ところが思いの他禁煙は辛くなく、実際には一日目に1粒チャンピックスという錠剤を飲んだだけで以後は飲まずに禁煙に成功しました。
実はこの薬が私には生理的に合わず、吐き気をもよおしてしまうのです。
こんな不愉快な気分になるのなら、薬など飲まないで頑張って自力で禁煙してやる!という気持ちのが強くなってそれ以降一粒も飲まず、外来にも通うことなく あっさり禁煙に成功してしまったのです。
これには自分でも驚きました。

440×4箱 が1日平均でこれを365日。
単純計算で64万2千4百円。とんでもない金額浪費をとめることができる、と思ったのが精神的支えとしては一番大きかったですね。

最初の3ヶ月はいつもタバコの事を考えてばかりいましたが、徐々に「たばこ」の呪縛から開放されていくのが感じられました。
不思議な事に禁煙チャレンジャーが一番怖がるお酒の場で吸いたくなる、という禁断症状も私には全然出なかったのも幸いだったかもしれません。

しかし一番やっかいだったのが ツーリングです。
バイクは集合場所や目標到達地点、休憩場所がヘルメットを脱ぐ場所なので、それ以外は喫煙は物理的に不可能、となるわけです。
ですので逆にたばこを必ずすう場所は上記場所になるわけでして、特に目標到達地点で達成感に浸りながらやっていた一服がないことに気づいて「ああ たばこ 辞めていたんだ」と改めて禁煙したことを実感するのです。
これが一番辛かったかもしれません。

しかし それも次第に当たり前になってくると、ようやく「吸わないスタイル」が当たり前になってきて、最近になってようやく喫煙者と一緒に走って休憩場所などで喫煙されていても何にも思うことがなくなってきました。

そうすると何とも身勝手なものでして、喫煙者のマナー、特にライダーの喫煙マナーがとても気になりだしてくるのです。

実は以前長野に向かう途中で寄った双葉SA、そしてこの今回静岡にツーリングに行った時の静岡PAでこれを目の当たりにして、ライダーとして悲しい思いをしたので改めて所感を記事にしておこうと思ったのです。

SAなどは大抵 指定喫煙場所があり、そこで喫煙することになっているのですが、実は双葉SAでこんな事がありました。
私が朝食のパンとコーヒーを買ってベンチで食事をしている横に同年代のライダー達が大勢やってきてどっかり腰掛けたかと思うと、いきなりタバコを吸い出したのです。
非喫煙者から見ると食事中での喫煙臭はとても嫌なものです。
ましてや喫煙スペースでもない場所で他にも家族連れやらお子さんがたくさんいるのにも関わらず平然と喫煙を始めたのです。
これには思わず大声で「ここは喫煙スペースではありませんよ」と言いたくなりました。

ただ。

その一言が発せられませんでした。

その理由は2つ。

彼らを怖がったわけではありません。
風貌は普通のライダーですし、恐れるものではありませんでした。
しかしなぜ言えなかったのか。
それは、かつて喫煙者だった私も過去に同じようなことをしていたに違いないから です。

突然 禁煙者になった途端、その人達を責め立てる立場になる。
そんな事自体、私のただのエゴなのではないかという自責の念。
自分だって散々そうだったじゃないか。彼らを責める事などできる立場にないはず。
そうゆう自分の葛藤が私に言葉を呑みこませたのです。

それともう一つ。

朝8時や9時でしたので、これから彼らも楽しいツーリングに出かけるのでしょう。
たくさんの楽しみが待っているこれからの時間を、私のたった一言で気分を害してしまうのは面白くないことでしょう。
せっかくの彼らのツーリングに水を差したくない、そんな思いもあったのです。


ただ。
次の瞬間の様を見たときに、その我慢はどうにもならないものになってしまいました。

喫煙場所ではない場所で吸うそのライダー達のうちで、最年長者であろうかという60代位の男性が地面でタバコをもみ消したかと思うと、草むらにポイと吸殻を捨ててしまったのです。

咄嗟に「おい。ふざけんなよ」と声を荒げてしまっていた自分がいました。

これがライダーの姿、なんてそれを見ていた家族連れの人達に思われたくない。
他のたくさんの真面目なライダー達も同じように見られたくない。
別に正義感からではなく、本当に悲しくて悲しくて仕方なく突いて出た言葉でした。

押し黙ったままの彼らは、その様子からつまり罪悪感はあったものと思えますが、何か自分とは関係のないような素振りで私をじっと睨み据えて、トイレへ行ってしまいました。

その後、私は彼らが捨てた吸殻を拾って吸殻入れに捨てにいきましたが、彼らもきっと気分を害したことでしょうが私はもっと気分を害しました。

ルールはルール。マナーはマナー。

ライダーが善人たれ、などとは微塵も思いませんが、これでは爆音を捲し立てて集団行動しかとれない珍走団となんら変わらないではないか。

かつて喫煙者だった者であるからこそ、喫煙者の気持ちは分かるつもりでもおります。

ほんの小さなことかもしれませんが今回の静岡PAで同じ事が起き、そのことを思い出してしまい書いてしまいました。

せめて喫煙やごみ捨てなどで「ライダーってそうゆうとこだけは守るよな~」なんて事を言われる一人になりたい、なって欲しいと思ったものでした。

自戒をこめて
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No title
ぱるさんこんばんは ^^ 僕もたばこを吸わない一人です。 生涯で20代で1年間だけ吸ったことがありましたが お金の消費に嫌気が差して止めました。 ご自分のお力で止められたのは自信になりますよね。 たばこのポイ捨ては右に同じく許せません。 でも言えません(汗) 幸い僕の周りにはそういう人がいません。 車には灰皿があるのに道を汚す人が信じられません。 ご自分のケツはご自分で始末して欲しいもんです。 僕はたばこ、酒、ギャンブルやりませんが 今ではバイクのガソリン代、高速代、ローン代になっています(笑)
[ 2014/01/31 23:21 ] [ 編集 ]
No title
旅好きさん。おはようございます。 非喫煙者になるとライダーの喫煙マナーの悪さに辟易してしまいます。 せめてライダーも一般人から見られてカッコいいと思われる振る舞いをしたいですよね。
[ 2014/02/01 07:42 ] [ 編集 ]
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