続・世に棲む日々。

ロングツーリングとトライアルと。

セロー250で伊豆大島ツーリング 002 裏砂漠制覇へ

さて御神火温泉でリフレッシュしたあとは、第一の目的であった裏砂漠へ向かうことにします。
日本で唯一「砂漠」と名づけられた場所です。 砂丘は多々ありますが砂漠と命名されているその正体がどんなものなのか、この眼でしっかりと見てきましょう。

裏砂漠への入り口は基本的に途中までバイクまたは車等で移動した後、徒歩による散策コースである「月と砂漠ライン」を使うか、ほとんど四駆かオフロードに限定されてしまうであろう入り口を使うルートがあります。
もちろんセローを持ち込んだのもここを走破したくて来たのですから何が何でも走ります。
入り口は最初の周遊で分かっていましたのでまずは元町から岡田を経由して泉津へ廻り、再度南下していきます。
そして入り口到着。
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一旦Uターンして深呼吸。
この奥にあれほどまで憧れてきた裏砂漠があるんだと思うと逸る気持ちが抑えられません。
ですが、こちらは独り身。
うしろには大きく重いトップケースまで積んでいるので果たして無事戻ることができるのかどうか不安もまた一杯です。
入り口はしかも酷い段差があって下りる事はできるでしょうが問題は帰路です。
やわらかそうな砂地を駆け上った上で段差を乗り越えて、無事道路に戻ってこられるのかとても不安です。
しかもまだこの時点で朝の7:30w 特に東側の道路はそれでなくても交通量が少ないですし、携帯の電波だって入るかどうかもわかりません。
しばし悩むこと1分w 勿論せっかく来たのだから行くしかないですし、これで行かなかったら何しにきたのやら。ということで意を決して突入開始。
ズゾゾ~という荒いスコリアを蹴る音と共にセローは奥へと進んでいきます。
砂漠とはいっても砂ではなくスコリアという軽石と火山灰で成り立っていて、スコリア面は急ブレーキでリアが滑る程度でいいのですが、火山灰の方がやっかいです。
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これがスコリアです

スコリア面と火山灰面は色ではっきりと違いがあるので注意しなければいけない場所は分かりやすいのですが、どうしてもそこを横切らないといけない場合などは踏ん切りをつけて加速しないと、すぐにスタックしてしまいそうです。
事実選んだルートを失敗して何度もスタックしかけました。

もう無我夢中で先人達が標しておいてくれた道筋を追いかけるように走り抜けると、突如視界が開けます。
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恐ろしいほどの異空間の広がりに言葉を失ってしまいました。
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この時は無風で、無音の世界にたった一人ぼっち。
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本当に驚きでした。 ここが日本か、いや地球なのか、とみなさんが感想を述べられていましたが、まさしく仰るその通り。
雲ひとつない透き通るような気持ちのいい陽射しにも関わらず、心に去来するのは恐怖ばかりなんです。
日々の生活の中で無音の誰もいない世界に全く浸っていなかった事を痛感しました。
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唯一ここが地球であることを教えてくれる先人達のタイヤ痕が心の救いにすらなってきます。
その轍を追って分岐を右方面へ行くと次第に初心者レベルでは到底不可能な火山灰構成の川の跡か何かが広がってきて、上下強弱が激しくなり途中で断念することに。
しばらく引き返すともう一方にもタイヤ痕があるので今度はそちらを進んでいくと次第に急激な上り坂へ。
何とか頑張って登っていくものの、斜度がかなり急になってき所で、にっちもさっちもいかなくなり引き返すことにしたのですが、このスコリア下り坂。
ブレーキは全く役に立たず、ただ終始スタンディングで車体をコントロールするしかありませんでした。
何度こけそうになったことか。
動画には自分の馬鹿馬鹿しい位の悲鳴と共に引きずり落ちていくセローが散々映っていたのでそのうち編集してアップしてみようかと思います。
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何とか元の位置まで戻ってきて初めて立て札に気づきました。
「この先進入禁止」とあります。どうやら二手に分かれる分岐の先は本当は行ってはいけないようでした。
行きはもう無我夢中で全く気づかず申し訳ないことをしてしまったと思いましたが、行ってしまったものは仕方ありません。 寧ろ看板に気づかずに罪悪感なく走れたのはラッキーだったかもしれません。

しばらくするとこの状況下に慣れてきたのか心に余裕が出てくると、もう楽しくて楽しくてスコリア砂漠を思う存分走りこんできました。
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ただ自分とセローと砂漠があるだけの光景に一人で勝手に陶酔しきってしまうほどの絶景でした。

裏砂漠を存分に楽しんだ後は、帰路に注意が必要です。
スピード感とバイクコントロールが身に付いたと過信して戻ると痛い目に遭いますw 何度か遭いましたw
初心者だということを忘れてはいけません。自制心を強く持つ必要があります。
でないとスコリア路面に慣れたつもりの勢いで突入して急に段差や火山灰路に突入してハンドルがとられてしまうのです。

しかし裏砂漠の楽しさ、面白さ、景観の壮大さはやはり来た甲斐がありました。
これだけでもバイクを持ち込んで良かったと本当に思えたものでした。
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No title
こんにちは~(^^) 他のブロ友さんも昨日行かれていたので、ある程度はどんなとこか知っていたのですが・・・。 しかし凄いところですね! 広大な砂漠に静まりかえった空気!その中にたった一台の相棒・・・確かに恐怖をおぼえるかも(^^;) でもめっちゃ楽しそう(^^) 熱海からフェリーでも出してくれればいいのに・・・そしたらいつでも行けるのにな~(笑) 動画楽しみにしてます!
[ 2015/04/30 10:33 ] [ 編集 ]
No title
ぱるさんこんにちは~♪ 良いですね広大な砂漠とセロー君の 組合せ(o^-^o)本州と遮断されて人も あまり居ない島ならではの無の境地ですね。 すごい壮大な絶景ありがとうございました!!
[ 2015/04/30 14:43 ] [ 編集 ]
No title
ムコ殿さんの所からお邪魔しました 自分も先月行ってきました! 砂漠で一人ぽっちが怖くて仲間を誘って(笑) 裏砂漠の異空間っぷりは凄かったですね 手間とお金が掛かりますがまた行きたくなります
[ 2015/04/30 18:18 ] [ 編集 ]
No title
ぱるさんこんばんは~^^ 誰もいない誰も助けてくれそうにないところへ 1人で突っ込むのはちょっと怖いですよね。 でもないですよね!このような場所って。 そんな世界の飛び込んでみたい気もしますが 今のXRのタイヤはオン寄りなので大丈夫かなって感じ。 チャンスがあればマジ言ってみたいです。
[ 2015/05/01 01:58 ] [ 編集 ]
No title
ムコ殿さん 一見の価値はありました。 押し迫るような中でたった一台で走る爽快感と恐怖感はちょっと味わえないものでした。 ビデオはただヒーヒー言っているだけなので^^;; 本当、熱海からバイク運搬してくれればたくさんのライダーが楽しめるんですけどね;; もっと盛り上がればいいのに、と伊豆大島の応援をしたくなります。
[ 2015/05/01 15:09 ] [ 編集 ]
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ホワイトさん なかなかお目にかかれない風景でした。 小田原からわずか直線60kmしかないのに、海に出れば見えるのに行った事がなかったんです。 なんだかとてもいい経験してきた気分です。
[ 2015/05/01 15:10 ] [ 編集 ]
No title
haseさん ご訪問有難うございます。 実はですね。haseさんの記事はとても参考にさせて頂いていたのです。 後からムコ殿さんと繋がってる事を知りまして;; なのでほとんど裏砂漠やら観光やらがダブっているのです;; パクッてすみません;;w こちらからもまたご訪問させて頂きますので今後ともよろしくお願いいたします。 あの大砂漠は1人より数人のが楽しめますよね。1人だとどうにもならない場合があるので少し怖さがありました。 いつかまたあの体験をしたいので機会が合えば是非ご一緒できればと思います。
[ 2015/05/01 15:14 ] [ 編集 ]
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旅好きさん セローもノーマルは砂地は向いていないようなので空転気味になったりしていました。 一人じゃ怖さがあります。 旅好きさんなら伊豆大島何周してしまうんだろう?www 色々面白い場所があってとても楽しめる所でした。おススメです。
[ 2015/05/01 15:16 ] [ 編集 ]
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拙い旅行記でしたが少しはお役に立てたでしょうか(汗) 狭い島なのでやることは似通ってきちゃいますよね~ でもまた行きたくなる、そんな感じでした 次回はオフ車持っている人引き連れて一緒に行くのもアリですね(笑) 大勢でパリダカごっこ(笑)めちゃめちゃ楽しそうな予感です ただそんなにコンテナの予約取れるのかな・・・? 自分の行った時は引っ越し時期って事で1個だけでした(汗)
[ 2015/05/01 19:32 ] [ 編集 ]
No title
あの独特の雰囲気はめっちゃ楽しいですよね。 もしも 今度行かれる機会があるのでしたら、是非告知して下さいね。 参考なんてもんじゃないですよ。 ほぼhaseさん踏襲でしかないのですからwww 多分 4〜6台位は積めるのではないでしょうか? 私の時はセロー1台に1個のコンテナで他に八丈島へ1台おりましたし、朝岡田港では違うコンテナでビッグスクーターが積載されていましたから最低3個のコンテナがあったことになりますから
[ 2015/05/02 20:51 ] [ 編集 ]
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